金婚式や銀婚式は聞いたことがあっても、真珠婚式は初めて聞くという方もいるかもしれません。そもそも金婚式は結婚50周年、銀婚式は結婚25周年を祝うものです。結婚記念日を祝う習慣はイギリスが発祥とされていて、日本では明治天皇が25周年の銀婚式を祝ったことで広まりました。夫婦にとって節目となる記念日を祝う行事になります。そして真珠婚式は、銀婚式から5年後の結婚30周年を祝うイベントです。
真珠婚式に必要なもの
では実際に結婚30周年を祝うためには、何をしたらいいのでしょうか。 親の結婚30周年を祝って、何らかのプレゼントを用意したいと考える方もいるでしょう。決まりがあるわけではありませんが、結婚30周年の機会では真珠婚式の名前にちなんで、真珠のアイテムを選ぶ方が多くいます。例えば指輪やブローチ、さらにはネックレスなどのアイテムが多く選ばれています。ただし子どもから親への贈り物だと、真珠のアクセサリー類は選びにくいということもあるでしょう。そこでアクセサリー以外の選択肢を考えていくことも大切です。 例えば親の結婚30周年のお祝いとして定番のプレゼントの1つが、花束です。花束をそのまま渡すだけではなく、今まで育ててくれた感謝の思いなどを書いた手紙と一緒に渡すのも1つの手です。手紙があるだけでより喜んでもらえる可能性があります。
喜ばれる物を贈りましょう
また最近では、生花ではなくプリザーブドフラワーや花瓶が不要なフラワーアレンジメントを選ぶケースも増えています。生花を飾る習慣が減っている現代社会だからこそ、花を選びたいときにも工夫が必要です。 お祝いということで、プレゼントには定番のケーキを選ぶケースも多く見られます。特別な記念日の贈り物ということで、普段より豪華なケーキを購入するのも1つの手です。例えば有名パティシエが作ったケーキやホテルの特製ケーキを選ぶことで手軽に特別感を演出できます。もちろん手作りで愛情のこもったものを用意するという選択肢もあげられます。
一生に一度の記念日
一生に一度の真珠婚式のプレゼントなので、ものではなく思い出となる旅行を贈るという選択肢もあります。両親が新婚旅行で行った思い出の場所などを選ぶことで、一生に一度の記念日を演出しやすくなります。 このように結婚30周年のお祝いである真珠婚式を子ども側から祝う場合でも、プレゼントにはさまざまな選択肢があげられます。親の好みや関係性によっても適した贈り物には違いがあります。状況を考慮したうえで、どのようなものが喜ばれるか考えて選びましょう。